今日は先日電気系統の異常を確認した箇所の復旧作業のため、宇宙服を着ての船外活動を行いました。

専門用語でEVA(Extravehicular Activity)といいます。

 

この船外活動は必ず2人でペアを作って活動します。

お互いがお互いの安全を確かめ合いながら危険な宇宙での作業をこなすため。ダイビングのバディシステムと同じ理由です。

宇宙服も当然2組用意されており、船外に出ないクルーのうち1人は宇宙服の装着、減圧を手伝い、

もう1人は宇宙船内のメインルームで船外のクルーと無線で連絡を取り合います。

 

今日は途中無線が繋がらなくなる、というトラブルがありEVAは明日に持ち越し。

船外にいたクルー達は宇宙船に引き返してきました。

こちらで指示を出してもクルーに伝わるまでには時差があり、今回は彼ら自身で決断を下したことになります。

難しいけれど、適切な判断であったと思いました。

 

私が模擬宇宙生活をサポートしていて常日頃感じるのが、何であれクルーらがこの実験への意欲を失えば

何でも‘‘できてしまう‘‘ということです。

 

今日も、無線が繋がらなくなったところで作業を継続することはできました。

宇宙服を着ないで船外に出ても死なないし、

窓の戸に鍵はかかっていないのでいつだって太陽を見ることができます。

 

でも当然のようにそれをしないクルー達。

行動の至る所でこのシュミレーションにかける思いを感じさせられ、こちらも気が引き締まります。

(文責 池田)


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